文章力UP一口メモ

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Part 13 話し言葉の影響を避ける

リード文  話し言葉では次々に新しい表現が試みられますが、多くは時間と共に消えて行き、定着した僅かの表現がやがて書き言葉にも進出します。ですから、生まれたばかりの話し言葉を、文章の中で使うのは適当ではありません。 ヒント84 ...
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Part 12 視覚的効果と表記

ヒント80 ホワイト・スペースを活用する  文章は一目見て読みやすそうな、美しいレイアウトで書かれていることが大切です。 話に間(ま)が大事なごとく、文章にはスペースが大事です。紙面一杯にびっしりメッセージを詰め込むと、読む前から...
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Part 10 共感が得られるように書く

ヒント67 五感を使って追体験できるように書く(1) (◆は原文、◇は改善案)  共感が得られる文章を書くためには、強調語を使い過ぎたり、凝った表現を使ったり、感動を押し付けたりせずに、事実に淡々と語らせ、「追体験」してもら...
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Part 9 読点(、)

ヒント57 長めの主語の後に (◆は原文、◇は改善案)  読点は、大きな意味の切れ目を示します。 長めの主語の後に読点を打つと、「Aが(は)、Bである」という文の基本形(ヒント15)が、一目で分かります。 ◆互いに手を取...
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Part 8 「てにをは」(助詞)

ヒント52 「に」と「で」を使い分ける (◆は原文、◇は改善案) ◆昨日の新聞に次のような記事を目にしたので紹介したい。 ◇昨日の新聞に次のような記事があったので紹介したい。 ◇昨日の新聞で次のような記事を目にした...
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Part 7 的確に書く

ヒント46 やさしい言葉を正しく使う  とかく「難しい表現」に目を奪われがちですが、誰でも知っている基本的な言葉を的確に使う力を磨くことの方が大切です。それも決して簡単なことではありません。 (◆は原文、◇は改善案) ◆...
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Part 6 分かりやすく書く(2)

ヒント40 短く言い切る  日本語は、最後に来る述語で何が言いたいのかが分かります。ですから長い文は、最後の述語が来るまでの言葉を全部覚えておいて文末まで来なければ意味が取れません。だから頭が疲れるのです。 (◆は原文、◇は改...
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Part 5 分かりやすく書く(1)

ヒント31 主役を早く登場させる  「何の話なのか」「誰の話なのか」がすぐに分かるように書きましょう。書き手はそれが分かっているので、その紹介が遅れてしまいがちです。 (◆は原文、◇は改善案) ◆アメリカでは、インターネ...
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Part 4 簡潔に書く

ヒント22 重複を省く  簡潔に書くために、まずは重複を省きましょう。 (◆は原文、◇は改善案) ◆母の味にはおいしい以前に違った要素があり、食べてほっとするなど、おいしい以外の要素が母の味には存在します。 ◇母の...
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Part 3 文の基本形を確かめる

ヒント14 文の基本形  「天気がいい」は、「何がどうした」(主語+述語)の組み合わせです。 「日傘を差す」は、「何をどうした」(目的語+述語)の組み合わせです。  この2つの組み合わせを、私は「文の基本形」と呼んでいます。 ...
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